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Teenage Fanclub / Free Again (1992)



大好きなTeenage Fanclubについて、まだまだ先は長いのですけれど少しずつ取り上げて行きますよ。


アメリカの老舗インディー・レーベルと言えばK Recordsが筆頭に挙げられますよね。
国内外を問わず今なお羨望の眼差しを浴びまくるかどうかはさておきまして、Teenage Fanclubもまた例に漏れずK Recordsから7インチ・シングルを発売している訳です。


A面のM1「Free Again」はご存知、Big Star(←紛らわしいグループ名ですね)のAlex Chiltonの人気曲をカヴァーしたものです。親しみ易い旋律に単純な構成、ポップソングの鑑ですね。
さらに嬉しいことにはSuperstar(←こちらも紛らわしいグループ名ですね)のJoe McAlindenが参加していまして、サックスを吹いております。


先ほど“ご存知”だなんて書いたものの、Alex Chilton及びBig Starについては未だに一部の熱烈な支持を受けるに留まっているというところが残念ですね。
本人のやる気次第だという大きな要因もさることながら売れる、売れないの差なんてものは紙一重だと嫌というほどに痛感してしまいます。


話を元に戻しまして、B面ではM2「Bad Seeds」というBeat Happeningの楽曲を楽しくカヴァー。Teenage Fanclubらしい遊び心が発揮されている1曲です。
Beat Happeningの場合には売れる、売れないなんてことは端から無関係でしょうけれど。
もはや神の領域に思えてなりません。


ほかのシングル盤でもいくつもカヴァー曲を収録するあたりがTeenage Fanclub自身、相も変わらぬ音楽ファンであることを偽りなく表明していると受け取ることが出来ますし、彼らに対して親近感を覚えざるを得ません。


どちらも単発シングルならではの選曲ですね。思えばこの時期のこのくらいのノリが彼らにはいちばん似合っていたのではないでしょうか。


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北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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