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We All Together / We All Together (1973)



The Beatlesを頂点とする数多の追随を許さず、振り切り、そしてぶっとばすペルーのWe All Together。実際には模倣と呼んだ方が適切ですけれども。(汗)
彼らの1作目のアルバム、『We All Together』(1973)の出番です。


Paul McCartney直系の曲調にPaul McCartneyにもJohn Lennonにも似ているという奇跡の歌声を乗せた10曲に追加収録曲を含む全14曲です。


M5「Tomorrow」やM9「Some People Never Know」、M11「Bluebird」というPaul McCartney作品のコピーカヴァーはもとよりM6「Hey Revolution」には「RevolutionThe Beatlesの一節がそのまま挿し込まれているなど、良く言えば本家取りを通り越した愛情溢れる様子が存分に見受けられます。


更にはあのBadfingerまでカヴァーしてみせるという節操臆面のさなです。
そもそもが繊細な歌声が特徴であったりするのですが、M3「Carry On Till Tomorrow」の場合は桁違いです。


先日、大きな決断をされたこちらのブログにおきましても取り上げられておりました。


このBadfingerのカヴァー曲が嘘のように甘いのです。切ないのです。
胸を締め付けられて息が詰まりそうになります。


サイケデリックの波を頭から被ったM4「It's A Sin To Go Away」の場合、唸るファズ・ベースに渦巻くオルガン、逆回転ギターといった具合でM3「Carry On Till Tomorrow」の余韻を粉々にぶち壊してくれます。


そんなことはともかく、音質が芳しくないものの騙されたと思って聴いていただければ幸いです。
The Beatlesの存在を改めて浮き彫りにしてくれる愛すべき連中に違いありませんしね。


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プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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