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The Doors / Strange Days (1967)



The Doorsの2枚目のアルバム、『Strange Days』(1967)もまた秋の夜長におあつらえ向きのような気がします。


初アルバムの『The Doors』(1967)と同じ40年も前の作品ですね。


そんな『The Doors』とほとんど同じ音の傾向ながらひと呼吸置かれたことも手伝っているのでしょうか、より一層に狂気を帯びたサイケデリック感覚を楽しむことが出来ます。


聴き込むほどに深みが増して行くような作りに感じられます。
奇妙なジャケット写真はもとより『まぼろしの世界』なんていう邦題にしても、それなりに気が利いていますしね。


10分を越える大作であるM10「When The Music's Over」などは時空を歪める威力を秘めた空恐ろしい1曲です。
Jim Morrisonの雄叫び一発で足を掬われる思いです。
さながら魔闘気を纏ったJim Morrison北斗琉拳の奥義“暗流天破”を放ったかのような・・・。


ある種、緩衝剤のようなM5「Horse Latitudes」からそのまま引用したと思しきCherry Red Records所属のHorse LatitudesというグループのCDを購入した憶えがあります。
ネオ・アコースティックだという触れ込みでしたので喜び勇んで購入してみたものの、まったく愛着が湧かないままに売り払ってしまった話があったとかなかったとか。
今もやっていることが変わり映えしませんね。


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それぞれ



こんなものもあれば、







こんなものも。


チャットモンチー / 生命力 (2007)

生命力

チャットモンチーの2枚目のアルバム、『生命力』(2007)。
ここでは非常に珍しいことにまっさらの新譜のご紹介です。


NHKの『トップランナー』を観たことがきっかけとなり発作的に購入してしまったのですけれど、チャットモンチーなんて名前から連想したのは15、6歳のでっち上げ女の子グループだろうというものでした。
浅はかでした。申し訳ございませんでした。


件のテレビ番組で披露されたライヴ演奏に気持ちを鷲掴みにされたのです。
見た目こそ華奢な3人組がえらく骨太の音を繰り出していまして。


その反面、司会の突っ込みが甘かったのですけれども、本作を聴く前に『ロッキング・オン・ジャパン』の11月号掲載の読み応え抜群の巻頭インタヴューを立ち読み(失敬!)していましたら、計らずも涙腺が緩んでしまいました。


不安と希望が交錯する中でのたうち回りながら完成させましたなんていう苦労話にではなく。


ごくごく普通の、そこら辺に居る女の子たちが当たり前にロックしていることが今まで以上に伝わって来たからでした。
ついでに元スーパーカーいしわたり淳治が手がけていることも知りましたよ。


実際に聴いてみて泣けて来るなんてことはなく、むしろ清々しい気持ちへとさせてくれます。


ぺんぺん草も生えない荒れ地にたった3人ですっくと立ち上がり掻き鳴らす。


漲る力こぶ、盛り上がる意気、冴え渡る五感。


添加物のような無駄な音は一切ございません。


真っすぐにこの胸に届いて、響きます。


天晴れ、女子ロック。


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The Smiths / The Smiths (1984)



The Smiths』(1984)、3枚のシングル盤に続くThe Smithsのデビュー・アルバムです。


CD版では、ど真ん中にM6「This Charming Man」がぶち込まれてしまっていまして何とも歯痒いのではありますけれども。


Johnny Marrという天才ギタリストとの奇跡的な邂逅を経て、退屈な仕事に時間を割く代わりに補聴器と老眼鏡を身につけたMorrisseyはもはや怖いもの知らずでしたね。
Johnny Marrがそばに居る限りにおいては。


煌めくギターのアルペジオの傍らでグラジオラスをばら撒き、胸をはだけて身体をくねらせる彼は幸福だったに違いありません。


そして、新自由主義を標榜するサッチャー政権の足下で溢れ返った失業者たちや思春期真っ只中の悩み尽きぬ少年少女のそばにはThe Smithsが居たという訳です。


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Sonny Clark / Dial "S" For Sonny (1957)



映画『ダイアルMを廻せ』(1954)の表題をもじったSonny Clarkの『Dial "S" For Sonny』(1957)を取り上げてみます。


今から50年も前に発売されたということは、当時50歳の方が何と100歳を迎える慶事でもある訳です。(←当たり前です)


初めてのリーダー・アルバムにしてSonny Clarkの誕生日に録音されたというAlfred Lionによる粋な計らいも眩しい1枚です。


Hank Mobleyの何とも微妙なテナー・サックスに対して切れ味鋭いArt Farmerのトランペット。そこに割って入るCurtis Fullerのトロンボーンのまろやかな音色。
これもまた黄金の三管編成と呼べることでしょう。


肝心のSonny Clarkはと言えば、強烈な存在感はないものの飽くまでもブルージーに、そして滑らかに淀みなく鍵盤を意のままに操っています。


本編の最終曲、M6「Love Walked In」がこれまた洒落たピアノ・トリオ作品でして、和やかに大円団を迎えるという訳なのです。


筋金入りのハード・バップ作品、『Dial "S" For Sonny』。
お薦めです。


 

見せてもらおうか、ソフトバンクの新製品の性能とやらを!

シャア専用ケータイ発売へ

ソフトバンクモバイルが発表した“シャア専用”ケータイ「913SH G TYPE-CHAR」。ザクヘッド型の専用充電台もすごいが、端末自体にもすみずみまでこだわりが感じられる。

いやはや、機動戦士ガンダム、中でも赤い彗星への人気は根強いものがありますね。


それにしても、この赤黒の色使いは音楽ファン御用達のチェーン店を連想させます。


ちなみに彼、シャア・アズナブルの名前についてはご存知の方もいらっしゃる通り、シャンソン歌手のCharles Aznavourシャルル・アズナヴールがその由来です。


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Lush / Gala (1990)



ルルさんのブログでもお馴染みではありますけれど、人気沸騰中のLushとはまったく異なるLushのご紹介。
彼らのデビュー・アルバム以前のシングル盤やEP盤ほかの音源をまとめたありがたい編集盤、『Gala』(1990)です。


歌とギターを担当するMiki BerenyiEmma Andersonの女子ふたりの頑張りぶりがやけに目立つグループでして、実際にリズム隊の野郎どもには微塵も関心を示すことはありゃしません。


特記事項としまして、Miki Berenyiについては埼玉県は川口に祖母がいらっしゃるとのことでしたので、日本でもあまつさえアイドル的な人気を誇っていました。
ボディ・ペインティングをあしらったグラビアを見逃したことは未だに損をした気分にさせてくれますよ。


初期に遡るほど微笑ましいくらいにパンク色が強く、デビューEPの『Scar』(1989)の冒頭に収録されたM8「Baby Talk」とM11「Bitter」なんてのはRiot Girrrlの先駆けのようなものです。
Miki Berenyiのやさぐれた歌も堂に入っていますし、これはこれで魅力的ではあります。


それでもほかのM9「Thoughtforms」とM10「Scarlet」などでは透き通った天使の歌声が立派に4ADの大御所、Cocteau Twinsに楯ついております。


適度に轟音ギターが鳴り響く『Mad Love』(1990)収録のM5「Leaves Me Cold」やM6「Downer」あたりの音が好みでしょうか。
Rideと組んでツアーを回るのにも納得のうつむき加減ですし。


ある意味、ひとつの到達点とも呼べるM1「Sweetness And Light」を筆頭に当時、最新のシングルだった『Sweetness And Light』(1990)収録の2曲やABBAのカヴァー曲であるM14「Hey, Hey Helen」、BBC音源だというM15「Scarlet」などがこの『Gala』中ではいちばん4ADらしさが出た音ですね。


ふわふわと宙を漂う歌声と深いエコーがかけられた12弦ギター。
M2「Sunbathing」などの場合には特に夢見心地です。


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Leny Andrade / Leny Andrade (1966)



未だ現役でステージを精力的にこなすというLeny Andradeの幻の1枚を採り上げてみます。
詳しいことが判りませんが、その当時メキシコ限定発売だったという『Leny Andrade』(1966)が紙ジャケットに包まれて再発売されました。


この紙ジャケットがまた泣けて来るくらいに簡素な出来でして、単なる容れ物でしかありません。企業努力を惜しまない日本国内メーカーのありがたみを痛感する次第です。


大御所であろう肝心のLeny Andradeに関しては寡聞にして何も存じ上げません。
ブラジリアン・ジャズ・ボッサの歌姫(当時)と呼べば分かり易いのでしょうが、実際にはジャズ・ヴォーカルに近い芸風です。ご期待通りに自慢のスキャットも炸裂させておりますね。


Baden PowellVinicius De Moraesとの共作であるM1「Sarava(Samba De Bancao)」から快調に歌い込んで行きます。
Breno Sauer率いるカルテットがこれまた雄弁なのです。こんなバックを背に歌うとなれば、さぞや気持ち良いものでしょうね。


本作もディスク・ユニオン縁のCD化だそうなので音質の面で目に余る箇所が少なからずあるにしましても、恐らくは大変に有意義な復刻には違いありませんよ。


Ride / Ride EP (1990)



RideのデビューEP、『Ride EP』(1990)。通称“赤ライド”です。
真紅の薔薇の束を一面にあしらった鮮やかなジャケット写真が目を惹きます。


目の前に立ち塞がるあらゆるものをなぎ倒して行く勢いでぶっとばすM1「Chelsea Girl」。 
およそサビらしいサビのない単調な歌に被さる濁った轟音ギターに胸の真ん中を否応なく貫かれてしまいます。
寄り合いインディーの袋小路を蹴破って突進するドラムスの捨て鉢ぶりも大好きなのです。


身包みを剥ぐように加速度を増し、最後の一音に向かって駆け抜ける破れかぶれぶりにはただただ心奪われてしまいます。


一説にはデモ音源をそのまま収録したというM2「Drive Blind」について、音質がもうひとつではあるものの既に完成された骨太のサイケデリアが漆黒の闇をぶち抜きます。


逆回転ギターが随所に挿し込まれたM3「All I Can See」はワウワウ・ギターの唸りも手伝いましてRide史上、1960年代のサイケデリック・ロックからの影響が最も色濃い仕上がりです。


どうしようもなく気怠い歌声がさらに物憂げな旋律をなぞり、吹き荒れる轟音ギターに白昼夢へと誘われるM4「Close My Eyes」。
心地良いテンポが際どい酩酊感に拍車をかけます。


また、どこか性的なものを感じさせますので“轟音エクスタシー”なんて呼ばれ方にぴったりです。
永遠に続いて欲しいとさえ願いたくなる、M1「Chelsea Girl」に負けず劣らぬ1曲です。


1980年代のRough TradeCreation Recordsから輩出されたギターバンドや狂乱のマッドチェスターを直に体験するには間に合わなかった二十歳直前の私、chitlinにとっては(この時期の)Rideのような“新世代ロック”こそがすべてだったのです。


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Ride / Play EP (1990)



Rideの2枚目のEPはと言えば『Play EP』(1990)、通称“黄ライド”です。
もうこれはジャケット写真がひどく印象的ですね。
黄色のフィルターをかけられた水仙の花。青臭さが全開です。


翻ってその内容には、何故だか黄色とはかけ離れて『Ride EP』(1990)にこそ相応しいであろう滴り続ける真っ赤な鮮血を思い浮かべてしまいます。


特にM2「Silver」では自動車の事故現場にでも居合わせてしまったかのような凄惨な光景が勝手に脳内を駆け巡るのです。アートスクール出身の青二才には不釣り合いなほどです。
ぶちまけられた2本のギターから放り出される轟音が歪み、軋み、捩じれては聴き手を混乱の真っ只中へと陥れます。


遡りまして、1曲目のM1「Like A Daydream」。世紀の名曲と信じて疑いません。
出だしから大鉈を振って刻んで行くような豪快さと儚げな旋律を力なくなぞる歌声という相反する要素が渾然一体となって旋風のように一気に吹き抜けて行くこの快感。


終盤の1分20秒(全部で3分余りの楽曲ではありますが)の間で魅せるまどろみ加減は筆舌に尽くし難いものです。
無闇矢鱈に大噴火するドラムスに綺羅星ように流麗なギターのリックの数々が私、chitlinの身体を捩らせます。
極上の極みとしか言いようがありません。


この『Play EP』については最初のアルバム、『Nowhere』(1990)を控えまして余った楽曲を収録してみたという発言が彼ら自身から発せられた記憶がありますが、轟音ギターに頼り切ったB面曲のM3「Furthest Sense」やM4「Perfect Time」と言えどライヴの場では抜群に映えるものだという想像も容易です。


少しばかりとうが立ったアンファン・テリブルとも言えなくもないこの時期のRideには今でも夢中です。
 

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Ride / Fall EP (1990)



Rideの3枚目のEP、通称“ペンギンライド”の『Fall EP』(1990)です。
デビュー・アルバムの『Nowhere』(1990)に先駆ける形で発売された4曲入りです。


本盤の主役であるM1「Dreams Burn Down」と来ましたら、初っ端のベース・ドラムとハイハット・シンバル、そしてスネア・ドラムとの絡み具合1発で奥襟を掴まれて投げ飛ばされるくらいの衝撃を生み出しています。


静と動が激しく切り替わり、塗り込められた轟音が一気に解き放たれる瞬間には堪らないものがあります。 


いちばん最後に放出される一筋のノイズ。どこか喪失感さえ漂わせるその音像がひと際印象的です。


M2「Taste」はと言えば相変わらずのうつむき加減で聞き取ることが難しい歌詞にもかかわらず、ポップな感触が後を引く好曲です。
これは『Play EP』(1990)に収録されていても違和感が少ないのかも知れません。


この手のグループには珍しくハーモニカが使われたM3「Here And Now」に顕著な、ペンギンが佇む本盤のジャケット写真が表す寂寥感には思わず咽び泣きです。


デビュー・アルバムの『Nowhere』と同じ表題を持つ物々しく重厚なM4「Nowhere」の場合、それこそ大津波に持って行かれるほどの勢いで轟音ギターの音が分厚く渦巻きます。
Ride EP』(1990)収録の「Close My Eyes」が密かに孕む暗黒面が肥大して行った結果がこのM4「Nowhere」なのではないかと下衆の勘ぐりが働きさえします。


Nowhere』のアナログ盤には収録されなかった(M2「Taste」とM3「Here And Now」も同様です)この凶暴極まりないM4「Nowhere」にこそRideの持つ資質を見て取れるのかも知れません。


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スピッツ / Cycle Hit 1991-1997 Spitz Complete Single Collection (2006)



結成20周年を迎え、新作の『さざなみCD』を発売したばかりの スピッツのシングル曲集、「Cycle Hit 1991-1997 Spitz Complete Single Collection」(2006)を引っ張り出してみました。


デビューからは15年ということでざっくりとその足跡の前半を辿ることが出来るだろうと、これまた安易に購入したものです。
はい、この編集盤だけしか持っておりませんです。


ありがちですけれども、スピッツのことを知ったのはM11「ロビンソン」の大ヒットがきっかけだったはずです。
以来、テレビの歌番組などで見掛ける程度に留まりまして、草野マサムネ以外のメンバーの姿を判別することが出来ずにいます。


所詮はその程度の聴き手にもかかわらず、M8「空を飛べるはず」のデモに当たる「めざめ」がたった1曲収録された初回限定盤を生意気なことに購入したのでした。


件のM11「ロビンソン」がほとんど終盤に近い位置取りであることから判りますけれど、鳴かず飛ばずの時期を乗り越えてのようやく故郷に錦を飾りました感もそれなりにありそうですね。


それにしても未だに初々しさ、瑞々しさを保っているとは驚異的です。
スーパーカーも真っ青の筋金入りですね。
デビュー曲のM1「ヒバリのこころ」から最終曲のM15「スカーレット」まで一貫して“同じ音”に聞こえるのですから。
前半の青臭さをも引き継ぐ後半の王道ギターポップの数々、弾けて飛んでは消えて行きます。


シングル曲集ですし、どれも耳馴染みの良いものばかりの中でひと際心動かされる1曲がM13「チェリー」なのです。
何なのでしょう、この満たされた気持ちというものは。独り、頬を緩ませ赤面してしまいます。
この先、万が一にも結婚式だのその披露宴だのをやろうものなら絶対にこのM13「チェリー」を流してやるぜいと鼻息荒くも妄想を逞しくせざるを得ませんっ。


戯言はともかくといたしまして、ここから各オリジナル・アルバムに遡ることで必ずやスピッツの本質に触れることが出来るであろうことは容易でしょうが、何が何でもそういう気持ちにさせてくれないのもスピッツならではの押しの弱さと言ったら誇張が過ぎるのでしょうね。


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The Folklords / Release The Sunshine (1969)



ジャケット写真の通り、彼岸の音世界を楽しむことが出来るThe Folklords の『Release The Sunshine』(1969)を今宵はどうぞ。


もともとは随分前にきよさんのadd some music to your dayで紹介されていたとろを興味津々となりまして。きよさん、感謝です。


地味ながら煌めくギターのストロークにたどたどしいドラムスが表情を付けて行くところへオートハープの音色とぼんやりとした男性ヴォーカルの歌声が覆い被さるという、“混ぜるな危険”の表示が義務付けられたカナダ産サイケデリック・フォークの至宝です。


どの収録曲においても逐一気怠さが頂点に達し、あまつさえ身も心も蕩けてしまいそうな淡く儚い夢幻フォークの数々がここぞとばかりに咲き乱れておりますよ。


女性メンバーによるあまりにも目立たないコーラスと通低音のように掻き鳴らされるオートハープが聴き手の平衡感覚を乱してしまうことも特徴です。


M3「Child」では1980年代に跋扈していたようなインディー・ギターの弱小グループが1960年代末に無理矢理にタイム・スリップしてしまったかのような感覚を醸し出していまして、思わず嬉しくなりました。


ほかに強いて挙げるとすれば、よれよれのヒッピー感覚が顕著なM9「We'll Love Like Before」から不器用に愛を約束するM10「Suzanne Marie」、そしてThe Pastels並みに腑抜けたM11「Don't Look Back」の流れを特に気に入っております。


さすがのLion Productionでも充分な情報を集めることが出来なかったらしくブックレットも薄手ではありますが、とにもかくにもこの希有なサイケデリック・フォークの復刻には拍手を送るほかございませんね。


へっ?



ひぃー!!


ちょっ、ちょっと!


一体、これは!?


え~と、ふむふむ・・・。(こちらを参照してくださいね)




おわーっ


ガ、ガッキー!?


“初回限定盤のみ本人のアートワークによるジャケット”って、どうしたんだ、ガッキー?
道端に落ちているポッキーでも食べたのか?
え?何があったんだ?


いくら何でもこれはないでしょうが、これはっ。
デビュー・アルバムだよね?
次はないかも知れないんだよ、判ってるよね?ね?


そうは言っても“初回限定盤のみ特別価格”という部分に心動かされる自分が確かにここに居ます・・・。
そうかぁ、税込み1,890円ポッキリか。


イッとこうかなー。


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Manfredo Fest Trio / Manfredo Fest Trio (1965)



With The Beatles』(1963)張りの精悍なジャケット写真に違わず、切れ味鋭い演奏を浴びせるManfredo Fest Trioにとって3枚目のアルバム、『Manfredo Fest Trio』(1965)です。


Sambalanco Trioのデビュー盤CDと同様、Rge Classicosからの復刻が為されていない模様ですけれども、ここはひとつBomba Records盤で手を打っておきましょう。


彼の地ブラジルはサンパウロにおける百花繚乱のピアノ・トリオにあって、大輪の花を見事に咲かせた作品と言えるのではないでしょうか。


緩やかな滑り出しから徐々に熱気を帯びて行き、緩急たっぷりの怒濤の展開を繰り広げるというとんでもないM1「Reza」で以て始まります。
聴き手の首根っこを取っ捕まえては次々と捩じ伏せ、サンバ・ジャズの醍醐味を叩き付けてくれます。


M3「Samba De Verao」について、これがまた幼稚園児くらいなら大喜びしそうな可愛らしい編曲だもんですから、こちらも思わず小躍りしたくなるような1曲なのです。


そのほかにも聴き手のこめかみを打ち抜くような迫力が溢れんばかりの演奏の連続に腰砕け必至ですよ。


軽やかさも兼ね備えた鋭利な鍵盤捌きに呼応するドラムスとベースの有機的な連係も充分に魅力的ですし。
年季の入ったトリオ漫才に引けを取らないManfredo Fest Trioをわざわざ聴き逃す手はないですよ、と。



The 4 Levels Of Existence / The 4 Levels Of Existence (1976)



遥かギリシアの地から轟くハード・ロックの秘宝、The 4 Levels Of Existenceの同名アルバム、『The 4 Levels Of Existence』(1976)のお披露目です。
奇怪な巨大蛙のジャケット・デザインが目印ですよ。


繊細なアコースティック・ギターに導かれヴァイオリンまでもが厳かに流れ出すというM9「Untitled」は例外といたしまして、終始一貫してリード・ギターがこれでもかとファズり倒す光景はさすがに圧巻ですね。


全編、ギリシア語で歌われている訳ですけれども、これがまた空耳寸前のもどかしさを少々感じさせるという変わり種とも言えそうです。
その歌自体については節回しに独特のものがありますので、何度聴きましても当分の間は飽きが来ることもなさそうですね。


意外と丁寧な仕事から評価も上々のLion Productionsからの復刻でして、ブックレットには彼らの略歴や歌詞(ギリシア語とその英訳まで)が掲載されているという配慮がなされつつも、面倒がってしまいましてろくに読んでおりません。


サイト上では伝説的なサイケデリック・バンドという触れ込みでやたらと持ち上げられているように見受けられるのですけれど、果たしてそれが正確に彼らの音について伝えているかと言えば疑問に感じてしまいますね。


珍妙で歪なハード・ロックの喧噪が気持ち良く響き渡るのは確実、それ以上ではないというのが率直なところなのです。


Leo Gandelman /Radames E O Sax (2006)

leo1.jpg
 
唐突ではありますがLeo Gandelmanの最新作、『Radames E O Sax』(2006)を聴いてみました。
ここでは珍しく新譜の部類に入るCDですね。


何をどう間違えたのか、身に覚えの無い(ような気のする)CDを注文してしまった結果が実はこの『Radames E O Sax』なのですよ。
厳しい予算の中にあって、何をやっているんだか。


ブラジル大衆音楽の巨人、Radames Gnattalliの作品ばかりを採り上げたという本作はしっとりと端正な演奏の香り高きジャズでございます。


M9「Saudades De Alguem」などは女性ヴォーカル入りということもありまして、より一層趣きのある感触を味わうことになります。


詳しいことは判りませんし、殊更知っておきたいという気にもならないのですけれども、秋の夜長にぴったりの1枚に違いありませんよ。



Teenage Fanclub / The Peel Sessions (1991)



 ふたつ前のエントリkura_moさんからコメントをいただきまして。
Teenage Fanclubの『The Peel Sessions』(1991)を引っ張り出して来ました。


God Knows It's True』(1990)に収録されている2曲、M1「God Knows It's True」とM2「So Far Gone」がやはり出色の出来ですね。角が取れたようにも聞こえるからでしょうか、どちらも適度に熟れた印象を与えてくれます。
どことなくラジオ・セッションを意識した緩さも見受けられますしね。
M2「So Far Gone」の方はきちんと地に足が着いた感覚もありますよ。


後半のM3「Alcoholiday」、これはアルバムの『Bandwagonesque』(1991)に収録されている好曲ですね。
出だしが異なることと演奏自体が生々しいことから、輪をかけて好感を抱いてしまいますよ。下手ではあるのですけれども、そのひた向きな姿勢というのを感じ取ることが出来る訳です。


M4「Long Hair」は先の『Bandwagonesque』からカットされた『The Concept』(1991)というシングルの所謂、B面曲です。
悪くはないことは確かなのですけれど、B面曲に相応しく閃きに欠ける出涸らしのような1曲であるのはどうしても致し方ないことでしょう。



タッちゃん

touch.jpg

郵便切手を購入しに外出したついでに行って参りました、アップル・ストアへと。
私、chitlinの業務内容など所詮はこんな程度なのです。



お目当てのiPod touchの16GBモデルは欠品を起こしている状態が続いているようです。


という訳で思い切り展示品を弄くり回して来ました。(予算もありませんし)


ひと言で申し上げて、楽しい。これだけです。


音楽ファイルには目もくれず、ひたすらウェブ・ブラウジングに没頭してしまいましたよ。


勿論、このブログにもアクセス!
ひとつ前のエントリにくださったkura_moさんからのコメントも確認いたしました。
やはり、どうしても画像が中央揃えになっていないことも把握することが出来ましたし。


何かとんでもないことがそこで待ち構えていることをひしひしと感じてしまいましたよ。


Teenage Fanclub / God Knows It's True (1990)



当時、アルバム未収録だった4曲を収めた『God Knows It's True』(1990)というTeenage Fanclubの傑作シングルの登場です。



手持ちは同内容の12インチ・シングルとCDシングルの2種なのですけれど、12インチ・シングルの方は5年くらい前にようやく手に入れましたので値が張りました。


前作の片面シングル、『The Ballad Of John & Yoko』(1990)に引き続きDon Flemingが制作に携わったことが奏功したのでしょうか、曲想も演奏自体も自由度が増していることが手に取るように伝わって来ますよ。
代わりに全体的に中低域が薄っぺらい音の作りでどこか頼りなさを感じてしまう音質ではありますけれども。


何と申しましても、表題曲のM1「God Knows It's True」はEverything Flowsに並ぶ初期の代表曲です。根強いファンの間でも人気を誇る2曲ですからね。
その辺を抜きにしたとしても、M1「God Knows It's True」につきましてはそんじゃそこいらのギターポップにはとても敵わない永遠の1曲だと声を大にしなくともお判りですよね。


Gerald Love作のM3「So Far Gone」も実はなかなかのものであったりしますよ。
音の重ね方が甘いでしょうのか、浮遊感とは異なる浮き足立った感触が目立つかも知れません。それでも、突っ走ったままのドラムスのビートには快感を覚えてしまいます。


また、インストゥルメンタル曲のM2「Weedbreak」とM4「Getto Blaster」についてはどう贔屓目に見ましても、録音現場で即興でやらかしたような勢い一発のやっつけ仕事にしか聞こえませんが、それも良しとしておきましょう。 


Lil Greenwood / Walking And Singing The Blues (2002)



Lil Greenwood姐さんのアンソロジーCD、『Walking And Singing The Blues』(2002)を選んでみました。
例によって興味半分で購入してみた訳ですけれど、やはり実際に聴いてみなけりゃ判らないという典型のような好盤ですよ。


繰り出されるジャンプ・ブルースの束は一聴して古めかしい演奏ではありますが、残されたスクラッチ・ノイズの雰囲気も良いものです。


今回の主役でありますLil Greenwoodはと言えば、姉御肌で威勢の良く野太い歌声を振り回し堂々と渡り合っているがすぐに判ります。


実に渋いのですけれども味のあるシンガー、味わい深いシンガーと言うだけでは物足りず、鼻っ柱の強さを窺えます。知らず知らずのうちにじっくりと耳を傾けてしまいます。
その気概に惚れてしまうこと請け合いですよ。 


M1「Heart Full Of Pain」の続編、と言うよりも出し直しシングル曲と思しきM12「No More Heart Full Of Pain」とM13「Open Your Eyes」の2曲は珍しくライヴ音源です。
ブックレットにはModern Records製のシングル盤のレーベル写真が掲載されているくらいですから、両面ともライヴ録音のシングル盤なのでしょうね。


客に煽られたのか、はたまた客を煽ったのかM13「Open Your Eyes」の方には凄まじい熱気が渦巻く瞬間が見事に封じ込まれていますよ。
気性の激しさよろしく、演奏ともども今にも唾が飛んで来そうな迫真の実況中継の様相です。


M15「Grandpa Can Boogie Too」以下のFederal Records録音ではThe Four Jacksなどがバック・ヴォーカルを務めています。
これが噂のThe Four Jacksですね。同時代にThe Jacksというグループも居まして紛らわしいことこのうえないというやつです。


また、この頃の録音になりますと徐々に重厚さも帯びて来まして、ゴスペルの要素もちらほらと見受けられる気もします。


それからクレジットを確認して大変に驚いてしまったのが、収録曲の曲作りの大半にLil Greenwood自身が絡んでいるという点です。
1950年代にしてこんなことが既にあり得るものなのですね。


Blue Cheer / Live At San Jose Civic Centre 1968 + More (1996)



Blue Cheerの紙ジャケットCD化まで実現する運びだという昨今、皆さまいかがお過ごしでしょう。
今回は、何でも丸ごと世界初登場音源だという『Live At San Jose Civic Centre 1968 & More 』(1996) に挑んでみました。


1曲目のM1「Summertime Blues」からM6「Doctor Please」までの6曲が表題にあるサン・ホセ市民センターでの模様を収めたものです。


それは例えて申し上げれば、砂嵐の向こうから届いて来るような音質なのですけれど。
M8「Summertime Blues」などは普通に聴いていますとインストゥルメンタル版なのかと思われるほどヴォーカルが引っ込んでいるのですけれども。


観客からの割れんばかりの拍手から判る通り、彼らによる迫真の演奏は本物です。


たったの3人ですから音像は隙間だらけではありますが凄まじい轟音に間違いなく、抱え込んでしまったあらゆる感情をありったけ音に叩き付けてることで、強力で激しい磁界を築き上げています。


汗まみれでいて混沌としたM4「(I Can't Get No)SatisfactionThe Rolling Stonesのカヴァーも聞き物ですよ。


追加収録曲扱いの3曲、別々のふたつの会場より拾い集められたそのライヴ音源については比較的に音質が良好であるせいもありまして、引き締まった演奏が鬼気迫る塩梅です。


未発表音源集第1弾の『Live & Unreleased』(1966)に続く秘蔵音源であることはさて置きまして。(←未聴ですので)
2,000円を切る価格に比例しまして、それはもうひどく音質が悪いのです。


今まで何枚も聴いて来た中で、あるいは音楽CDという商品として捉えてみましてもいちばんの酷さと言ってしまっても構わないほどです。


だからと言って呆れてしまうこともなく、そんなものは屁の突っ張りにもならんと納得することが出来るような充実した内容には違いありません。


Dave Mackay & Vicky Hamilton / Dave Mackay & Vicky Hamilton (1969)



秋晴れの午後のひととき、まずはこのジャケット写真に心躍らされるDave Mackay & Vicky Hamiltonによる同名アルバム、『Dave Mackay & Vicky Hamilton』(1969)の出番です。

 
一聴して心が安らぐ、和やか極まりないブラジル経由、楽園往きのラテン・ボサ・ジャズの好盤です。瑞々しいバックトラックに滑らかで小粋なスキャットが良く映えます。
何も考えられないくらい疲れ切った際には実にぴったりですね。


Heronをして“木漏れ日フォーク”などと呼ぶことがありますけれども、彼らの場合には“木漏れ日ラテン・ボサ・ジャズ”なんて言葉が適度にほぐされた右脳から湧き上がって来ます。
もっとも野外録音でも何でもないのですけれども、涼しげな小川の畔でゆったりとした時間を過ごしているかのようなジャケット写真そのままの爽快感ですよ。


変拍子の嵐も何のその、2人を支える演奏陣の技術もしっかりとしたものでして立て板に水の如しなのです。
そうかと思えば、M8「Elephant Song」なんてのは、移動遊園地かどこかに紛れ込んでしまったのかと錯覚するくらい遊び心満点でお子様も大喜び間違いなしの楽しさですよ。


硬派丸出しの印象を持つImpulse! Recordsからの発売にもかかわらず、実際にここまで心地良く響いたりしまして逆に妙な居心地の悪さを感じる場合もありますけれど、今回はその限りではありません。アルバム1枚を通して一分の隙もない絶妙な仕上がりです。


最初に言っておく!



このブログはか~な~り辺境偏狂ですっ。


そして、何より準備不足です。実際、ひどい有り様で申し訳ございません。
ここ数日、忙しさのピークを迎えておりますのでご勘弁のほどを。(←そんな言い訳言っていい訳?)


はじめましてFC2ブログ

こちらから引っ越して参りました、『ぶっとばすぜハイウェイ』のchitlinでございます。


引き続き、変わらぬご愛顧のほど何卒よろしくお願い申し上げます。



プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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