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ももいろクローバーZ / 月刊TAKAHASHI 12月号

ももいろクローバーZの『月刊TAKAHASHI 12月号』をライブビューイングの形で観て参りました。
今年の1月から文字通りに毎月1回の割合で主に全国のZeppで開催されるという趣旨のAE限定ライヴ。早くも最後の公演です。


率直な感想としては、“集大成”と言う割りには粗が目立つ場面があったなと。


ももいろクローバーZの5人が客席から「泣いちゃいそう冬」を歌いながら登場した冒頭から打って変わって「CONTRADICTION」、そして「空のカーテン」とメリハリの効いた展開。


いつもの自己紹介に続いてアニメソングの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、初主演映画の主題歌でもある「青春賦」、メジャーデビュー曲の「行くぜっ!怪盗少女」、KISSとの「夢の浮世に咲いてみな」とメリハリを超越した脈絡のない選曲。


ここから広い会場内をゆっくりと練り歩いて世間話のようなMCを繰り広げたり。この辺りもいかにもももいろクローバーZらしい場面ばかり。


初めて観るTwinkle 5名義の「JUMP!!!!!」、「Believe」から割と好きな「MOON PRIDE」。
本編最後の「灰とダイヤモンド」を歌う際には『月刊TAKAHASHI』を取り仕切る“名人”こと高橋文彦をステージ中央に座らせるという演出。その代わりに“名人”から薔薇の花を一輪ずつ手渡されるももいろクローバーZの5人。


アンコールでは前週に放送されたFSN歌謡祭でも披露された「サンタさん」、煌びやかな「僕等のセンチュリー」と来まして最後の最後に「ミライボウル」で締め括りです。


ライブビューイング会場向けの挨拶でのくだらないやり取りも相変わらず。歌詞が飛ぶことや機材の不具合に影響されるなどのことは現場につきものなのでその場できちんと対応することが出来るようになって行って欲しいものです。

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チームしゃちほこ / 約東海三県ホールツアー さきどりハロウィンパーティー ~あそんでくれないと踊っちゃうぞ~

チームしゃちほこの『約東海三県ホールツアーさきどりハロウィンパーティー ~あそんでくれないと踊っちゃうぞ~』というホールツアーが開催されていまして。珍しいことに10月10日の大阪国際会議場グランキューブ大阪での公演をライブビューイングの形で観ることが出来るというので行って参りました。


残念ながら、これまでことある毎に同行していた旧友は遂に脱落してしまったので、今回は独りで渋谷の映画館にまで足を運びました。


そんなライブビューイング会場に向けて開演直前にチームしゃちほこの6人がひと言ずつ、というのには嬉しかったです。


さてさて、ハロウィンにちなんだ設定に何かと不安を抱きながらもいちばん最初に歌ってくれた「ザ・スターダストボーリング」で気持ちが一気に高揚。続いて「いいくらし」と来たもんですから滑り出しは良好でしょう。


お次は9月末に発売されたばかりの『いいじゃないか』(2015)というEPに収録されている新曲、「BASYAUMA ROCK」と今月末に発売予定の『ええじゃないか』(2015)というEPに収録されている新曲、「J.A.N.A.I.C.A.」。
BASYAUMA ROCK」の方については骨太な音の作りといつも通りのチームしゃちほこの歌声との対比が面白いんでしょうが、どうにもこうにも馴染み難いのが正直なところです。「J.A.N.A.I.C.A.」についても今のところさして印象に残っていないんです。


最近のカップリング曲の中では白眉な「Twilight 」を歌い終えてひと段落。
ここで今回のホールツアーにおいて目玉とされている衣装の色を入れ替えるという演出のはずが名古屋レッド秋本帆華ういろうイエロー伊藤ちゆりのふたりがそのまま出て来てチームパプリカとして漫才を始めるという斜め上の展開へ。
しかし、ほんの2回のやり取りで頓挫したところで残りの4人が赤と黄色の衣装に分かれてステージに再登場。会場内の誰もが安堵感に包まれたことは言うまでもありません。


また、ボニーレッド安藤ゆず秋本帆華の話し方を真似て“わ〜、センターだ〜”、普段の渾名が“Nappy”であると打ち明けたマリッジイエロー咲良菜緒が“歌が上手くなった気がする”などと口走っていたのが印象的。


そして、自己紹介の後にはまたまた『いいじゃないか』収録の「NIGI2 WONDERLAND」、「OEOEO」、「んだって!!」へと突入ですよ。
意外と好きな「んだって!!」では客席へと飛び込んで行ったメンバーもいたためなのか、平歌の部分をろくすっぽ歌わずに済まされてしまったのは残念でした。


今度はこのグランキューブ大阪、最大の山場ですよ。実父が魔法をかける設定の下、伊藤ちゆりによるちょっとした独壇場。
チームしゃちほこのオーディションに合格するまでに辿った道のりを手短かに披露して行くというもの。まずはアンジュルムというグループの「大器晩成」をひと節。続いてモーニング娘。の「One・Two・Three」を。終いにはE-girlsの「Follow Me」を長めに。
ほかにも落ちたオーディションは数知れないんでしょうが、主役として伸びやかに歌う伊藤ちゆりの姿が実に幸せそうなので感慨深いものがありました。


今となってはチームしゃちほこに絶対に欠かせない伊藤ちゆりから魔法を解き放つために秋本帆華、元通りの色に戻ったボニーピンク安藤ゆず紫パープル(仮)大黒柚姫の3人が秋本帆華のソロ曲である「おっとりガールの憂鬱」を歌うという特別仕様。
もともと大好きな1曲なのでこちらもまた感慨深い場面でありました。


肝心の伊藤ちゆりは2階席から現れ、6人揃っての「ピザです!」で無事に魔法が解けましたということで。最後の“ピザ”コールを“ちゆ”コールへと変更してみるのも楽しかったです。


終盤に来ていつ聴いても何度観ても素晴らしい「乙女受験戦争」から『いいじゃないか』収録の「ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ」、待望の「恋人はスナイパー」と「アイドンケア」に「トリプルセブン」。そして、RIP SLYMEのカヴァー曲でもある『いいじゃないか』収録の「JOINT」にて本編が終了と怒濤の勢いでございました。


しゃちほこーる”によって呼び戻されつつ「カントリーガール」を歌いながら改めて登場したチームしゃちほこの6人は続けて、これまた『いいじゃないか』収録の「夢の途中」を歌い上げます。


いよいよ、「抱きしめてアンセム」へというところで重要な告知ですよ。12月中旬に名古屋のライブハウスで『年末大感謝祭ソロライブ6Days』が開催されるとのこと。平日と言えど、まさに書き入れ時ですね。
思い切り気合いの入った「抱きしめてアンセム」で安藤ゆずが倒れ込んだことに驚きましたが、そこに手羽先キミドリ坂本遥奈大黒柚姫がわざと覆い被さって行ったのでじゃれ合っているのではと判ってひと安心。


最後の最後に「エンジョイ人生」で締めです。ライブビューイングという形ではあっても、それはそれで大満足の内容でした。
これで良かった良かったで終わらないのもライブビューイングな訳ですよ。ライブビューイング会場向けに再びステージ裏手に中継が繋がったひと幕が見るに耐えないと言いましょうか、とても厳しいものでしたね。
本編の中でとあるライブビューイング会場への中継において不具合が数分に渡り発生したことを詫びるということでチームしゃちほこの6人がひとりずつ一芸やら何やらをぶちかますことになりまして。最後に残された伊藤ちゆりが“カピバラ語”を披露した後に「たこ焼き食べたい」とか何とかひとしきり踊るという、もうどこをどう目指しているのかさっぱり判りませんよ。


そんなこんなで伸び代たっぷりなチームしゃちほこ、今後も何かと楽しみです。


ももいろクローバーZ / 月刊TAKAHASHI 9月号

ももいろクローバーZの『月刊TAKAHASHI 9月号』をライヴビューイングの形で観て参りました。
今回はいつものゼップではなくてゼビオアリーナ仙台という大きな会場だそうで。


今回はいつもの旧友ではなくてまた別の旧友と連れ立っての参戦。彼はそもそもモノノフではありませんが、かと言ってライヴビューイングには初参戦という訳でもなく以前から何かと音源を仕込んでいるので大した抵抗もなく楽しんでくれたので何より。


今回はいきなり「灰とダイヤモンド」でしっとりとした幕開けを迎えたと思いきや「BIONIC CHERRY」に「Chai Maxx」と畳み掛ける激しい序盤。


自己紹介に続きましては「もリフだョ!全員集合」という珍しい1曲。そして、「5 The POWER」、「いつか君が」、「オレンジノート」といった具合にてんでばらばらな選曲。


ここでひと段落すると「DNA狂詩曲」から「全力少女」、「サラバ、愛しき悲しみたちよ」と更にどうもこうもない展開です。
最後に仙台を、宮城県を、東北地方を鼓舞するように「鋼の意志」を歌ってあっさりと終了。


アンコールでは「overture 〜ももいろクローバーZ参上!!」を挟んで高城れにがその場で自身のソロ・コンサート開催を宣言するという前振りからその他のメンバーたちと共に広いアリーナを駆け回るという「ももクロのニッポン万歳!」。否が応でも盛り上がりますよね。嬉しい演出。


続く「夢の浮世に咲いてみな」と「走れ!」を最後に終了と。いずれにしても、あっという間ですね。


最後の最後にライヴビューイング向けの中継を今回は引き続き会場をも巻き込んで告知と「サンマDEサンバ」という女川体操を披露。
肝心の告知の方は、来る『月刊TAKAHASHI 11月号』においては2台ほどのカメラが有安杏果だけを追い回し全国4ヶ所で開催決定だという『ありやスクリーン』。これは勿論、落選祭りですね。

GIRLS' FACTORY 15 DAY1 (2015)

前年はライブビューイングで体験したGIRLS' FACTORY 14でしたが、今年は代々木競技場第一体育館に行って観て参りましたGIRLS' FACTORY 15 DAY1。8月3日の初日のみではありましたが。


入場券に1階席と記載されているので直前まで浮ついていましたが、要するにスタンド席でした。ステージまでとても遠いのは間違いのない位置でしたが、目の前がロイヤルシートという関係者席なので3BJuniorの面々と思しき数名がやって来ていました。


開演30分前には今回、司会を務めるももいろクローバーZ玉井詩織が出演者のたこやきレインボー私立恵比寿中学から今後の野望などを尋ねるなどの生中継もありまして。


実際に司会の玉井詩織がステージ登場。そのかつら姿に改めて歓声をあげ、およそ4時間で40曲が披露されることに大いにどよめく会場、といったところでいよいよ本番です。
まずはねごとの演奏から始まると思いきや、何とチームしゃちほこの6人とともに「抱きしめてアンセム」を披露。そのまま、チームねごしゃちとしてねごとの「真夜中のアンセム」へと。
いやはや、初っ端から驚愕のひと言です。観に来ることが出来て良かったです。


もう1曲を挟みまして、今度は私立恵比寿中学の8人とともに「バタフライエフェクト」から自身の「カロン」を。
バタフライエフェクト」はBOØWYのとある有名曲に似ている部分があるので気になる1曲ではあります。


もっと驚いたのは今度はてんかすトリオねごとと一緒に「ループ」、そして「永遠のトリニティ」を歌うというもの。
ねごとのことは割と好きな方なので、こうして3グループと本格的に絡むなんて嬉しいじゃありませんか。


ここで司会の玉井詩織が音頭をとって「七色のスターダスト」を歌うことに。今回はももいろクローバーZの代わりにたこやきレインボーを加えた私立恵比寿中学チームしゃちほこ、そしてももいろクローバーZ玉井詩織有安杏果という面々。
肝心のももいろクローバーZ抜きというのはなかなかに珍しいことですね。


以降、恐らくはももいろクローバーZの『桃神祭』からほぼそのままのバンドがステージに陣取りまして、いよいよチームしゃちほこの出番という訳なんですが。目の前の関係者席に現れたのが本日の司会を務めるももいろクローバーZ玉井詩織。距離としてはほんの3、4メートル先。司会者としてステージの模様を真剣に見つめるその横顔に鳥肌が立ちました。
その後、プロデューサーとなった川上アキラや“店長”と呼ばれる長谷川ミネヒコマネージャー、専属振付師の石川ゆみ、専属スタイリストの米村弘光など錚々たる面々が着席しておりました。


そんなこんなで集中することがとても難しかったチームしゃちほこのステージ。披露されたのは今秋に発売されるEPの収録曲ふたつを含むたったの6曲ではありましたが、初めてバンドとともにステージを作り上げたことは今後の大きな糧になるはずですので。
私立恵比寿中学ももいろクローバーZの振り付けを採り入れた「アイドンケア」に大好きな「ザ・スターダストボウリング」。何かと思い出深い「トリプルセブン」から改めましての「抱きしめてアンセム」などホーン入りのバンドによってほぼ忠実に再現された演奏を背にしながらいつも通りに歌い、踊りまくる雄姿に感激する次第。
それにしても、この手のイベントであっても平然と新曲をぶち込んで来るもんなんですね。印象としてはどちらも刺さるものがありませんでしたが。


バンドがいったん、捌けてからのたこやきレインボーの出番ですよ。昨年の『俺の藤井』で6人組の時のステージをライブビューイングで観た切りでありまして、今回の3曲分を目の当たりにしても胸に響くものが少なかったような。
何でも1万人以上の観客を相手にするのは初めてにもかかわらず、堂々とした内容ではありました。


さてさて、今回のGIRLS' FACTORY 15 DAY1のヘッドライナーに指名された私立恵比寿中学の登場です。バンドも再びステージに戻って来ました、ドラマーは交代したと見受けられますが。
冒頭の「ラブリスマイリーベイビー」というのはシングル、『バタフライエフェクト』(2014)収録のカップリング曲で、6曲目に歌われた「アンコールの恋」も同様ですね。8人組となって初めてのシングル盤だそうですが、なかなかに秀逸な1枚なんですね。
2曲目の「金八DANCE MUSIC」についてはミュージックステーションの中で観たことがありますね。次いで発売されたばかりの新曲、「夏だぜジョニー」。ほかに知っているのは「仮契約のシンデレラ」くらいで、そんな中で主演テレビドラマの主題歌なので以前から聴く機会があった「ハイタテキ!」がいちばん気に入りました。
そして、何と言っても廣田あいかの活躍が目を惹きました。遠目から観ても歌良し踊り良しと文句なし。さすが、タモリ電車クラブの会員だけありますね。


まだまだ続きます。今度は色別ユニットの登場ということでまずはチームアオダイショウですよ。その内訳は私立恵比寿中学から松野莉奈中山莉子のふたりとチームしゃちほこからマリッジブルー咲良菜緒たこやきレインボー春名真依からなる4人。
瑠璃色の地球松田聖子をカヴァーした訳なんですが、全体的に音程が不安定な有り様なのが限りなく残念でしたね。


次は緑色のチームよつば有安杏果私立恵比寿中学から安本彩花廣田あいかチームしゃちほこ手羽先キミドリ坂本遥奈という4人が小田正和の「緑の街」をカヴァー。
原曲を知らないものの非常に安心して聴くことが出来ました。


ここでTeam紫しきぶの登場ということでももいろクローバーZ高城れにが突如として現れるという演出ですよ。勿論、未だに左手首を骨折中です。
ほかには私立恵比寿中学真山りかチームしゃちほこ紫パープル(仮)大黒柚姫という面々。そして、歌うは「ディープ・パープル五十嵐浩晃。こちらは真山りかの上手さが目立っていたでしょうか。


そのまま高城れにがステージに残りまして坂本冬美を迎えてあの「また君に恋してる」をデュエット。
次いで坂本冬美の持ち歌をひとつ挟んで再びてんかすトリオの登場です。坂本冬美とともに「夜桜お七」をこなします。有安杏果は勿論のこと、私立恵比寿中学柏木ひなたチームしゃちほこういろうイエロー伊藤ちゆりにしても舌を巻く歌の上手さ。


いよいよてんかすトリオとして「WINDING ROAD絢香×コブクロのカヴァー、有安杏果のソロ曲である「ありがとうのプレゼント」をセルフカヴァー。
次はこともあろうか「Puzzle」という新曲。こちらも無駄に格好良いアニメソングのような雰囲気を持つ1曲。サビも印象的。すでに録音を済ませているとのことなので、これまたCD化が待たれますね。
最後に「永遠のトリニティ」の再演で締め括りです。良いですね、バンドを従えつつも歌に勢いも輝きもありまして。


最後の最後にこれまでのすべての出演者たちがステージに揃っての「マジ感謝チームしゃちほこと「手をつなごう私立恵比寿中学とで見事な大円団。
広い会場にもかかわらず、冷房が効いているのでほとんど汗を流すことすらなかったんですが、とても充実した4時間であったことは言うまでもありません。“スタダ祭り”と呼んでも過言ではないこの初日のGIRLS' FACTORY 14、感無量です。


ももいろクローバーZ / 桃神祭2015 エコパスタジアム大会〜遠州大騒儀〜

ももいろクローバーZの『桃神祭2015 エコパスタジアム大会〜遠州大騒儀〜』をライヴビューイングで観て参りました。2日目に当たる8月1日開催の分です。


初日の金曜日、さすがに平日に静岡県にまで乗り込ん行くのは厳しいですし、当の2日目にしてもライヴビューイングで済ませておこうという腹積もり。実際に映画館で視聴していると現地に行ってみたいという衝動に駆られるのも後の祭り。そのくらいに現場の雰囲気が魅力的に感じられました。
また、放水を浴びてみたいですね。


前年と同様に日本各地の祭りが一同に会すという趣旨に則った『桃神祭』。まずは和風な「overture 〜ももいろクローバーZ参上!!」で出足も好調。
続く「夢の浮世に咲いてみな」では勿論、ダウンタウンももクロバンドによる分厚い演奏が冴え渡っているので初っ端から思わず感激してしまいましたよ。


意外な選曲の「全力少女」から更に意外なカヴァー曲の「Rock and Roll All Nite」。そして、夏と言えば外すことの出来ない「ワニとシャンプー」という定番曲。
持ち歌が増えることで選曲の自由度が高まってそれが裏目に出ることもあるんでしょうかね。基調となる太い幹をバカ騒ぎに求める方が野暮というものでしょうか。


いつもの自己紹介を挟んでからの「Link Link」、「サラバ、愛しき悲しみたちよ」、耳が慣れて来た「Zの誓い」と進んで行きます。


これまた夏の定番曲、「ココ☆ナツ」でのももいろクローバーZの5人自らによる放水も大きな見せ場。次の「Chai Maxx」を始めとして今回も和楽器の存在が大きいものでした。合計19人からなる和楽器隊ということで演奏面において相変わらず出し惜しみしようとしない部分は好印象です。


ちょっとした休憩時間というところでリーダー、百田夏菜子ちゃっきり節に少しだけ参加するという余興が嬉しかったですね。リーダーの凱旋公演でもありますしね。


公演の予行演習中に左腕を骨折しまった高城れにを中心とした「ももいろ太鼓どどんが節」に続いて「泣いてもいいんだよ」とつつがなく進行しているかのように見えていたんですが、ここに来て茶番劇の始まりですよ。
 『バトルフィーバーJ』でのケニア役でもあり『宇宙刑事ギャバン』のギャバン役を演じた大葉健二率いる悪の組織、地獄のスパルタ・ヘルブラック団がステージを一時的に占拠。鬼気迫る百田夏菜子の演技に笑けて来てしまいましたが、そんなところへ今度はあの舘ひろしが颯爽と登場して地獄のスパルタ・ヘルブラック団を直ちに撃破。『あぶない刑事』ですね。


そのまま「泣かないで」を歌ってももいろクローバーZの5人と会場中を腰砕けにさせるという舘ひろしの男前度に震撼。そして、中断された「泣いてもいいんだよ」を一緒に歌い直すという贅沢な演出。箱推し宣言も飛び出したものの、何でも年明けに主演映画が公開されるので、その宣伝のために出演してくださったと。


恋い焦がれた舘ひろしが軽やかにステージを去るとそんな高城れにが咳き込んで「黒い週末」へと雪崩れ込みます。意外と好きです、こういう流れ。
次の「ツヨクツヨク」も夏場では特に盛り上がりますね。


青春賦」で本編を締め括りまして、アンコールは「ピンキージョーンズ」で幕を開けるというもの。


ここでまた突如として南国ピーナッツこと松崎しげるがスタンド席の最上階に現れて名曲、「愛のメモリー」を歌い上げるといういつものあれですよ。もはや、風物詩ですね。
曲中において、来年の2月17日に3枚目のアルバムが発売されることとそれに合わせた5大ドームツアーを開催することが発表されました。
加えて4枚目のアルバムも同日発売されることも発表されましたが、こんなことは前代未聞だと思ったもののGuns N' Rosesの『Use Your Illusion l』と『Use Your Illusion ll』と同じようなものでしょうかね。『桃神祭2015 エコパスタジアム大会〜遠州大騒儀〜』の初日に前山田健一と和解を果たしたので曲数には心配ありませんが。


いよいよというところで実際には桃黒亭一門名義による「ニッポン笑顔百景」、しっとりと聴かせる「キミノアト」と来まして、最後の最後にダウンタウンももクロバンドやゲスト出演者たちを紹介しながらの「一粒の笑顔で・・・」という『ももいろクリスマス2014』のテーマ曲で幕という脈絡のなさ、です。


有安杏果の表情に疲れを見て取れましたが、概してももいろクローバーZの5人の相変わらず賑やかな姿を観て何だかんだと安堵しましたよ。


プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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