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Led Zeppelin / Presence (1976)

presence

この半月ほど、勢い任せで無謀ながらもLed Zeppelinを取り上げて来た訳ですけれど。
そのきっかけはと言えば3度目の紙ジャケットCD化でした。
それがあっさりと反古にされまして。発売中止とのことです。


慣れないことに疲れさえ感じていましたのでひと安心というのと少しでも出費を抑えられるのでもうひと安心という何が何だか複雑な心境です。


今回はいよいよ佳境でございます。『Presence』(1976)の出番です。


In Through the Out Door』(1979)を購入したことも聴いたこともないのと『Coda』(1982)がおまけのようなものだという事情を放っておきましても、本盤がLed Zeppelinの実質的なスワンソングであろうという認識はあながち間違いでもないのではと感じてしまいます。


それはひとえにM1「Achilles Last Stand」のお陰です。
正直に申し上げて、残りの収録曲さえ霞んでしまうくらいなのですから。困ったことに今の時点で、一切合切何も残りません。


このM1「Achilles Last Stand」がもたらすあまりに強烈な印象がどうしてもそうさせるのです。
10分余りに渡りまして、土煙を巻き上げるように突っ走るJohn Bonhamのドラムスや切れ味鋭いJimmy Pageのギターを目の当たりにするとなればそれも無理からぬことではないでしょうか。如何でしょう?


そんな訳で身も蓋もなく終わりにいたします。



実はM1「Achilles Last Stand」を初めて聴いたのは17歳くらいの時です。


ラジオ放送を録音したものを聴き返してみたのですけれど、最後まで聴き通すこともなく居眠りしてしまったことを鮮明に憶えております。


その後、もういち度聴いてみようとしたのかどうかははっきりいたしませんけれど。



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L.Zeppelinの最後の切り札”PRESENCE"

Presence1976年 偉大なLED ZEPPELINの数々の作品の中で、私が最もよく聞いた曲は何を隠そう”ACHILLES LAST STAND"なんですが、何度聞いてもこの始まり方がかっこいい!! 余裕の始まり方から、だんだんとすごい形相になっていくわけですが、この曲でもページの

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こんばんは

しっかり今夜もやってまいりました。
発売中止ですか?
何だかあっけないですね。
今回は買おうとしていたので残念、爆

アキレスラストスタンド、これでZEPも終わりだな・・・そんなふうに単純な私は思いましたが、~
いや~まだ続きましたねー
長すぎる曲ですが、何だかペイジのやけっぱちギターに聞こえないことも無い~と言うか迫力ありますよ、やっぱし。

個人的に一番よく聴いたアルバムかもしれません。

evergreenさんへ

evergreenさん、どもども!
毎度のコメントとトラックバックをありがとうございまーす。

延期でもなく中止のようですね。
懐が痛み過ぎているので、ある意味吉報ですたぁ。
その代わり、思わず気が抜けて半端なエントリになってしまいました。(汗)

evergreenさんにとってはのっぴきならないアルバムのようですね。
私の場合は勿論、後追いもイイところなので印象も薄い方ですしやはり「Achilles Last Stand」だけ、になってしまうのですよ。
おっしゃるように「最後」に相応しいですしねぇ、後付けですけれど。

この次のエントリはサウンドトラックでもなく最終楽章に突入する予定です。

chitlinよ!もう紙ジャケ買ってはいけないとあれほど言ったでしょう!お父さんは怒りますよ。(馬鹿)

さて、私もこのアルバム、「アキレス」以外何ものこりましぇーん。ああ、ZEP、まとめてやろうかな。(←真似っ子)

でも文筆家chitlinの後では恥ずかしい・・・

ぷく師匠へ

師父ぷくよ!!
コメントをありがとうございます!
そして、是非ともまとめ記事の投下を楽しみにしておりますよ!さあ、恥ずかしがらずに!

紙ジャケットCD以外も買い控えたいchitlinをお許しくだされっ。

質実剛健なのに全体的に単調な印象のせいか「Achilles Last Stand」だけが目立ってしまっていますよね。

ところでぷく師匠?
スーパートランプって何ですかー???

こんばんは。
やっぱりアキレスですか。
ですよね。
私もずっとそうでした。
でも、もう一度騙されたと思って他の曲も聴いてみて下さい。
全曲が厳しかったら、せめてTEA FOR ONEだけでも。
他のことをしながらではなく、出来れば一人でお茶をすすりながらじっくりと。
名演ですから!

B面最高!

ワタシはこのアルバムだと「Hot On Nowhere」なんです。
このアルバムというか、ZEPPの曲で1、2を争うほど(スタジオテイクでは)好きな曲です
全部の楽器がそれまでの総決算を奏でていると思うんだけどナーン。

それはいいとして、ここまで来たら『In Through...』も書いちゃうべきでしょう(←他人事・笑)

Silver Trainさんへ

Silver Trainさん!
その節はどうもです。コメントをありがとうございます!

20年前は退屈に聞こえた「Achilles Last Stand」の凄みが今では心底身に染みて来るようになりましたです。

>せめてTEA FOR ONEだけでも
おお、噂に聞いておりますよ。気にはしていたのですけれども通り過ぎていました。(汗)
騙されてみますね、はい。
お茶の用意ですね~。アールグレイはどこだろ?ってこれを機会に紅茶の店に通ってみたいchitlinでした。

prodigal所長さんへ

prodigal所長さん、どもども!
コメントをありがとうございますね。

B面ですと!?
うわー、私は一体何を聴いていたんだか。
そうですかぁ、そうなのですねっ。
これはやはりお茶をすすりながら集中して耳を傾けてみないとまづいですね。
我ながら浅はかでしたね~。

そして、「Hot On Nowhere」ですね!
まったくノーマークでした。(汗)
お時間をいただきますぅ。

で、『In Through the Out Door』を買ったことも聴いたことがないので3回目の紙ジャケットCD化がイイ言い訳になるはずだったのですよ。
こうなったら本当に紙化が実現することを切に願うばかりです!
プロフィール

北沢オーストラリア

Author:北沢オーストラリア
ハンドルネームをchitlinから北沢オーストラリアへと改めました。どうか、よろしくお願いいたします。
ポップ・ソングのことを中心に書こうとして自家中毒を起こしているブログです。
見当違いのことばかりですけれども、どうかご容赦のほどを。

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