
(略)そんな訳で
Small Facesを聴き直しております。
グループ名をそのまま冠したデビュー・アルバム『
Small Faces』(1966)です。
2006年発売の40th Anniversary Edition盤CDの追加収録曲について、手持ちの紙ジャケットCDとはまた内容が異なることをたった今、知りました。
買い足しましょうか。
頭の先からつま先まで筋金入りのモッズだった彼ら、
Small Faces。
Steve Marriottが振り絞る真っ黒い喉。
火花の散るような演奏は決して勢いだけではなく。
憧れのR&Bににじり寄る気概には並外れたものがありますね。その熱の籠りようには逆に清々しささえ感じられますよ。
と同時に荒々しくもけたたましい音の鳴りにはガレージ・パンク風味も濃厚です。特にM2「
Come On Children」やM8「
Own Up Time」のことです。
何気に豪快なM9「
You Need Loving」
Willie Dixonにも舌を巻いてしまいます。
これまではしたたかさすら滲み出るM6「
What'Cha Gonna Do About It」ばかりを贔屓にしていたのですけれども、とんでもないことでした。
続くM10「
Don't Stop What You're Doing」にM11「
E Too D」と聴きどころ満載ではありませんか。
それでも、M1「
Shake」を歌っているのが
Ronnie Laneだと知った時にいちばん度肝を抜かれたことはここだけの話です。割と最近ですし。
何しろ
Otis Redding版よりもはるかにソウルフルに感じてしまったのですから。
わーい!Small Faces!
40th Anniversary Edition盤の方が一般的に音がよいと言われているので、ぜひぜひ買い足しちゃって下さい~。
それにしても、まだ10代だった彼ら(Marriottは18歳です!若いっ!)の勢い・音楽への思いがものすごーく感じられるアルバムですよね。彼らの上手さにもいつも唸ってしまいます
あぁ、私もこの若さが…。
デッカの2NDですね。これまたサイコーです。アルバムとしての完成度としては完璧とは言い難い内容ですが、それでもSMALL FACESというだけで100点満点です(笑)。
マリオットの声はいつ聴いてもサイコーにシビれさせてくれます。私の知る限り世界で3本の指に入るヴォーカリストです。しかし「Shake」を歌っているのがRonnie Laneというのは本当ですか!?信じられないなぁ~。あのパワフルなソウルヴォイスがRonnie Laneだとは・・・。もちろんRonnieも大好きです♪教えて頂きありがとうございます。
おっしゃる通り、シェイクはレディングとは随分異質のもので、かなりヘビーなサウンドと絞られたロニーの歌声!バンドではこちらのバージョンでコピーしたことがあったんですが、楽しかったなぁ…。
次作がロードランナーから始まるのもこれまたかっこよくて…オープニングナンバーでしっかりひきつけられる素晴らしいアルバムですね。
みるきーさん、どうもです!
コメントをありがとうございますね。
話題のSmall Facesをやっとこさエントリしてみました~。
おっしゃるように当時、10代ですものね。何という血の気の多さ!
いやいや、みるきーさんは全然大丈夫ですってば。
私こそこんなガツガツした部分が欲しいですよ。
>40th Anniversary Edition盤の方が一般的に音がよいと言われている
ありがとうございます!
喜んで買い足しちゃいましょう!!
Ronnie Laneのソロ作にはまだまだ道のりが遠いのですけれど、それもまたお楽しみということでご教示のほどをよろしくお願いしまーす。
おいどんさんへ
おいどんさん、コメントをありがとうございます!
え~と、これは1stですね、『From The Beginning』が1967年発売の2ndのはずなのですよ~。
Ronnie Laneの件は私も驚きましたね、言われなければまったく気が付かないままだと思いますもん。
やはりソロを聞いたことのない弱みです、自戒を込めまして。
それにしても熱い心意気ですね。音に表れています!
いたちさんへ
いたちさん、どもども!
コメントをありがとうございますね。
>シェイクはレディングとは随分異質
そうなんですよね、自分の中でどこか別物扱いしております。
これはSmall Faces版だと盛り上がるでしょうね!
いかにも血気盛んなバンド・サウンドってな感じですしねぇ。
>次作がロードランナーから始まるのもこれまたかっこよくて
今のところその『From The Beginning』の熱気にも当てられて、そこまでで止まっているのでこの先も楽しみしておきますよ~。